ペットレスキューって何?
先日、ブログサークルで仲良くしていただいている
ultramomさんのブログ あすなろタロー ただいま修行中
の「ウォレットカードを活用しよう 」の記事を読んで
前々から時折家族で話題になる話に近いものがあって
気になって調べてみた
ultramomさんはカナダ在住で
ジャーマンシェパードのタローちゃんと暮らしている方
いつももやもやしているわたしの脳みそに
真理を解いて活を入れてくださる素敵なママさんです
カナダで活用されている「ウォレットカード」
日本でいう携帯会社が提供しているカード決済の事ではなく
RAPSという動物保護団体が、万が一の非常事態が起き
飼い主が家に帰れない事態が発生した時
家に取り残されたペットを保護してくれるというもの
カナダではもちろん無償
免許証など、身分証明書と一緒に携帯しておくことで
警察や消防が確認しやすくなる
で、RAPS動物保護団体に連絡がいく
なんて素晴らしいシステム!
日本には残念ながらこういったサービスはない
ググっても
こういったカードの販売のページばかり
このステッカーを玄関の目立つところに貼っておいて、
大規模自然災害時にレスキューを頼むというもの
大手ペット保険でも加入時に、こういうステッカーをくれるらしい
ウチのニーズとはちょっと違う
もちろん、災害時にペットレスキューが入った時にはとても有効
このステッカーがあることで迅速にレスキューされる命もあるのだろうけど
わたしたち家族がいま望んでいる形は
カナダのRAPSという保護団体の行っているそれに近い
自然災害時にはそれなりに備えてはいるけれど
家族で外出中に事故に遭い、全員意識不明か
それより悪い状態になった時
家に残されたヒメちーはどうなるのだろう
最悪、親戚の誰かが「家の後処理」に訪れるまで
レスキューも発見もされない
…そんなのいやだ
家族全員では出掛けない?
必ず誰かが家にいる?
それはかなり無理がある
先日も家族全員でお通夜、お葬式に車で出かけた
いつも不測の事態に備えて
外出時にはご飯をたっぷり置いておく
…たいてい食べてないけれど…
翌日くらいまでならなんとかなるだろう
じゃあ、翌々日は?
防災総合ペット育成協会
ググってる時にこんな団体を見つけた
特定非営利活動法人 防災総合ペット育成協会
もしも…外出先で飼い主さん自身がケガや病気などで
家に帰れなくなってしまった場合、
緊急時など自宅にペットが居ることを知らせてくれるカードです。
カードには、飼い主さん自身が信頼できる方や
飼育をお願いできる方などを書き込む欄があります。
ペットの名前や飼っているペットの数、備考欄には
その他ペットに関すること(既往歴、薬)が書けるようになっています。
飼い主さんが緊急時、家に帰れなかった時のため、
もしもの時…ペットのケアをお願いできる環境を
つくっておきましょう。
うちの場合
ウチでは現在そうしている
ままちゃんのママ友さんのお宅とで
相互協力協定(大げさ)みたいなのをお願いしてある
でもこれだって、警察の方がママ友さんに連絡をしてくれるかどうかわかんない
きっとわたしたちの「カラダ」を引き取りに来てくれる
親戚に連絡してくれるのが警察だって精いっぱい
結局は、警察の方の好意に期待して
自分で親しい友人を頼るとか
親戚にあらかじめお願いをしておくしかないのかしら
親戚関係が希薄な我が家は?
それに日本では、まだまだ「万が一のお願い」は
縁起でもない、といわれ真剣に取り合ってもらえないだろう
近隣のペット保護団体に頼んでおく?
きっと無理。保護活動をされている方は常に人手不足
縁もゆかりもない個人宅にそんなことしてられないよね
高齢者が自宅で、または外出時に、突然死されて
近隣から匂いなどの苦情が出て
ようやっと行政が入った時には
ペットも残念な結果になっているというニュースも見聞きする
行政に望むこと
年一万円の会費、緊急時鍵開錠など実費、保護費実費
みたいな感じで登録させてくれるサービスをやってくれる団体はないものかしら
わたしがやれって言われるかもしれないけれど
保護できるノウハウも、施設、設備も持たない者には無理な話です
今日も風呂敷広げまくってたためなかったけれど
わたしも、すべてのペット飼いの皆様にも
心に留めておいてほしい問題です
万が一の時には…
もしもの災害時には
ねぇやん、這ってでもヒメちーを迎えに行くからね
慌てずに、信じて待っていて
本当はそんな災害なんて起こってほしくない
偶然にも明日、1月17日は阪神・淡路大震災から24年
わたしは生まれたばかりの赤ん坊で
同級生の中には被災地で生まれた子もいる
この頃はペットの扱いは今より悪く
避難所に連れて行くなぞ到底できずに
また、助けようという意識も薄く
多くのペットたちが命を落としたと聞きます
今でも、人間優先で、それは間違いではないのだけれど
多くのペットの命が救われることを願ってやみません
参加してみました
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