【苦しくない?大丈夫?】猫はなぜ「あごのせ」をするのか。 | ヒメとまいにち

【苦しくない?大丈夫?】猫はなぜ「あごのせ」をするのか。

 

猫 あごのせ なぜ 苦しそう

 

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猫のあごのせは人間をメロメロにする必殺技

 

愛猫の可愛いしぐさの1つ、あごのせ。

寝ている飼い主の横に来てあごのせ、

飼い主が作業をしている手にあごのせ、

テレビを見ている飼い主にあごのせ。

また、ベッドの角や、箱の角にのせるあごのせ。

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とてもかわいく、何度見てもまた見たくなるしぐさです。

人からしてみれば、却って苦しそうに見えるあごのせ。

猫は本当にくつろいでいるのでしょうか。

 

 

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猫が「あごのせ」してくる5つの心理

 

猫が飼い主様の身体に顎を乗せてくる「あごのせ」は、

飼い主の手や足、身体以外にもお気に入りの枕やクッション、

猫用ベッドやちょうどいい段ボールなどにしているところをよく見かけます。

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人が同じ体勢でくつろげるのかと言うと、無理。

頸椎を痛めてしまいます。

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ではなぜ猫はあごのせスタイルで眠ることができるのか。

猫が「あごのせ」をするのには5つの心理があると言われています。

 

 あごのせをする心理1、その人を信頼している

あごを触られると喜ぶ猫が多いのはもはや常識ですが、

多くの動物がそうであるように実は猫にとってあごは急所でもあるのです。

あごを攻撃されれば生命の危機にもつながります。

その為、猫は基本的に警戒するときはあごを隠すようにします。

そのあごを乗せてくるということはその人に急所を見せてもいいくらい信頼している証です。

 

 あごのせをする心理2、なわばりの主張

あごのせをする心理の二つ目は飼い主が自分の物だと主張しているという物があります。

猫のあごの下には自分の匂いを出す腺が存在しています。

そこから出る匂いをつけることにより自分の縄張りを主張しているのです。

その匂いの出る腺を飼い主や

お気に入りのクッションやベッドや布団につけているということは、

これは自分の縄張りだということを主張しているということになります。

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そもそもこの自分の匂いとはいわゆるフェロモンのことです。

フェイシャル(安心)フェロモンとも言われるこのフェロモンは

あご以外からも頬、おでこ、肉球、尻尾の付け根からも出します。

猫が頭をこすりつけてスリスリしたり、あごのせをしてくるのも

このフェロモンを自分のお気に入りの物や飼い主につけるためです。

つまり「飼い主は自分のものだ!」と匂いをつけて主張しているのですね。

このフェロモンは人間にはもちろん感じることはできませんが、

飼い主のお風呂上りや外から帰ってきた後、

水仕事をしたあとなどにスリスリ、ゴロゴロをする愛猫が多いのは、

自分の臭いをつけたいと思うことからのようです。。

 

 あごのせをする心理3、母猫に甘えているような感覚

野生猫は生後約6ヶ月ごろ母猫から独り立ちすると言われていますが、

飼い猫は母猫から独り立ちするということをしません。

この場合の母猫は「飼い主」。

飼い猫の場合ご飯のお世話、グルーミング、トイレの世話など

身の回りの世話は飼い主がするので、いくつになっても

子猫の感覚のままで過ごしている猫がほとんどです。

その為、飼い主の身体にあごのせで寝ているのは

子猫が母猫に寄り添って寝ているのと同じことなのです。

つまり、猫は飼い主に母猫と同じくらいの愛情と信頼を寄せているということになります。

猫の授乳はひとのそれとは大きく異なります。

ひとがあおむけでミルクを飲むのに対し、

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猫はうつぶせであごを上げた姿勢になります。

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母猫のおっぱいを飲んだ時の記憶。

それが安心感につながっているのかもしれませんね。

 

 あごのせをする心理4、安心できる場所だから

自分のお気に入りの場所やベッドなどであごのせをして寝ている時は、

その場所がとても安心できる場所だからという場合もあります。

イエネコの場合外敵はいませんので、

自分のお気に入りの場所で究極にリラックスした状態で寝ていても安心、ということの現れです。

逆に考えればそれだけ猫にとって安心できる生活環境を提供できているということで、

喜ぶべきことなのですね。

 

 あごのせをする心理5、その体勢が楽だから

4つの理由から、猫のあごのせは愛情の証だとわかりました。

では、外で暮らす野良猫はあごのせをしないのか。

外で暮らしていれば、いつ外敵に襲われるかもわからない。

十分な食事がとれているかどうかもわからない。

それでもリラックスモードで眠れるのか。

野良猫もあごのせスタイルで眠る子がいます。

そのあごのせをする体勢がただ楽だからという理由の猫もいます。

やはり自分の頭を支えているのが首や肩に負担がかかるのか、脱力したいのか。

猫にとってもあごをどこかに乗せると楽な体勢になるようです。

 

信頼の証し?甘えてる?

様々な理由を考えてみましたが、結局は

「猫はそうしたいからそうしている」と言う、なんとも猫らしい理由が一番のようですね。

 

 

今日のヒメちー

 

なぜあごを乗せるかですか?

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そうですねー…。

猫 あごのせ なぜ 苦しそう

それはですね、やはりリラックスでしょうか。

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ふあ~~~~あ。

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リラックスしすぎてあくびが出てしまうほどです。

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まあ、なんというか…。

猫のやることに疑問なぞ持つことは無駄と言うことですね。

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やりたいからやる、の中には、

「今はこの姿勢が楽」と言うのも含まれているはず。

猫のやることに疑問を持ってはいけない、と言うのは正解のようですね。

 

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