“動物オブジェシリーズ”の木彫りが楽しめる木彫展
ギンザタナカでは「時をかけるケモノたち」をテーマに、
動物の生き生きとした姿を木彫り彫刻で表現した作品で
全国的な人気を誇る木彫り彫刻家・はしもとみお氏の個展
「はしもとみお 木彫展 ‐時をかけるケモノたち‐」を
3月19日(日)まで開催しています。
これね、ずっと見たかったの。
13日月曜日からマスク緩和するでしょ。
だからその前に行っちゃおうと思って。
行ったのは11日土曜日。
銀座、4年ぶりー。
相変わらずの人混み。
半分は外国人旅行者かな。
外国人旅行者はマスクをしない、と噂されてるけれど、
皆さんきちんとしてる。
むしろ日本人の若者の方がしていない印象。
銀座と言ったらあれよね、まず、銀座シックスに行って、
ナポレオンパイ食べなくっちゃ。
もうずいぶん前に閉店してしまった
「銀座マキシム」のナポレオンパイのレシピを忠実に再現したミルフィーユ。
ここでしか食べられない。
このミルフィーユ、美味しいのよー。
もちろん、家で食べる用も購入。
で、お腹も軽く満たされたし、
今日の本命、「はしもとみお 木彫展 ‐時をかけるケモノたち‐」へ。
貴金属の老舗ギンザタナカ銀座本店5階のホールへ。
まず、あの有名な「わさお」がお出迎えしてくれます。
凄いそっくり。
木彫りとは思えない。
はしもとみおさんの作品は木彫りを通して自然の美しさを表現されている。
木材の質感や色彩を生かし、繊細なタッチで仕上げられている。
わさおの隣にいる柴犬くん。
こんなとこまであらわにしちゃって…良いのかしら…。
はしもとみおさんの実際に使われてる古民家アトリエを
忠実に再現したミニチュアルームも展示されています。
あら。
ところどころに動物たち。
大変。ウサギがトラに狙われてる。
これって、金細工よね。
十二支?とも思ったのだけれど、
十二支全部はいない。
はて?
この謎は後編で。
しょんぼり黒柴ちゃん。
いや、しょんぼりってわけじゃないのだけれど、
ちょっと上から撮ったらしょんぼり風になっちゃった。
月に座る動物たちが可愛らしいオーナメント。
ここの展示物はこのように、触ってもいいんです。
もちろん写真も撮り放題。
可愛ーい。
お月様の下にブランコを、という作品はあるけれど、
お月様の中にブランコがあるって、そうはない。
ポスターにもなってる黒柴ちゃんと、
ほっぺをむいーってしたくなるワンコ。
猫達。
左の子、激おこですね。
この子のしっぽのピンっと立ったところ。
これは猫飼いじゃないと表現できないかも。
おちりハンターの血が騒ぐ。
このね、猫のふっくらとしたフォルム、
これが木だなんて信じられない。
滑らかに削ってるのではなく粗く削られているにもかかわらず、
なんだか柔らかそう。
木彫りの質感や木材の特性を活かし、柔らかな曲線が表現されている。
不思議。
木彫りの他に、はしもとみおさんが描かれた絵も展示されています。
作品の黒柴ちゃんは、はしもとみおさんの飼い犬、「月くん」。
猫については調べてもわかりませんでしたが、
この絵に描かれている子ははしもとみおさんの飼い猫だったのかも。
唐突のクマー。
「銀座に木彫りの猫を見に行こう」とままちゃんに言ったら、
「木彫りのクマを見に行く」にご変換されていた。
ままちゃんの中では「木彫り=クマ」なのだそう。
絵が見られたから満足してー。
個展開催にあたって~はしもとみお氏のコメント~
ケモノたちはそれぞれの時を持っていて、
短く流れ星のように駆け抜ける生命もあれば、
長くおおらかに時を刻む生命もあり、それらが交差しながら同じ場所で生きています。
木はとても長く生きる生命で、動物は短く鋭く生きる生命。
そして彫刻になったケモノたちは、ここで金という素材と出会い、
長い長い永遠とも言える時を手に入れて、小さな美しい姿になりました。
金のケモノたちは何千年後の未来まで駆け抜けて、
それでもなお輝きを失わないでしょう。
それぞれの生命や素材の持つ時に想いを馳せて、
時を手に入れたケモノたちの姿を、ぜひご覧ください。
ちょっと長くなっちゃうので後編に続きます。
今日のヒメちー
え?
今日のヒメの出番、これだけですか?
これはある意味…タイトル詐欺かもしれません。
写真点数も多くなっちゃったし、
仕方ないのよー、ごめん、ヒメちー。
後編ではちゃんと活躍してね。
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